みなさま、新年明けましておめでとうございます。
新年早々、すこしセンセーショナルなタイトルで恐縮ですが、今、にわかに注目があつまっているのが「種」です。
昨年末にも、こんな放送もありました。
▼カギは「タネ」習近平も檄を飛ばす中国の“食糧安全保障”事情|TBS NEWS DIG
https://www.youtube.com/watch?v=OZzNLU5TPOY
コロナウイルスの世界的な蔓延、ウクライナの紛争などから、今、食料安全保障が声高に叫ばれています。各国は食料の確保、食料自給率の向上など「食料の生産」についてダイナミックな動きを見せています。
日本の食料自給率はカロリーベースで38%(2021年度)ですが、野菜の自給率はなんと78%となっています。
一見、野菜の国内生産にはなんの問題もないように見えます。
しかし、この野菜の「種」自体を海外から輸入しているのが実態です。
一部の識者によると種の輸入がされなくなった場合の野菜の自給率は10%以下になると予想されています。
そのために「在来種」「固定種」と呼ばれる野菜の種を地域で採取・保存していくことは、今後食料安全保障を考える上で重要なテーマになっていくと思われます。