さて、前回からの続きで
深いトラウマの癒しについてです。
未解決の心の傷は
外からは見えないけれど
人生において
繰り返し起こる人間関係のパターンとして
現れてきます。
幼少期からの親子関係におけるゆがんだ力学が
(親子に限らず
兄弟や祖父母、友人関係という場合もありますが)
夫婦関係や恋愛において
再現されるというのは典型的な例です。
心の傷が本当に癒えるまでは
似たようなことが
相手を変えて
繰り返し起きてしまいます。
そういった根深いトラウマを
確実に癒す手法は
私が普段電話にて行っているものとして
大きく2つあります。
一つは、
大手ポータルサイトの電話相談でも使っている手法で
感情カウンセリング、
もう一つは
先月このメールマガジンでもご紹介したヒーリングです。
それぞれの詳しい説明は
また次回以降にご紹介するとして
今日は2つの手法の概要のみ触れておきます。
<感情カウンセリング>
・トラウマになっている出来事をピンポイントに癒す手法
・当時のことを想起してもらったりお話ししてもらいながら、思考の整理と共に未消化の感情の解放を進めます
・お話ししながらなので、ご自身でも「いつの何が癒やされているのか」が実感しやすい
・癒しのプロセスを、自分のペースで進められる
<ヒーリング>
・一つ一つの出来事を思い出しながら癒す作業ではなく、幸せな人生を阻害している心のブロックを、広範囲に取り除く
・覚えているトラウマ(顕在意識領域)にも、覚えていないトラウマ(潜在意識領域)にも包括的に作用する
・辛かった出来事を思い出したり、話す必要がない
・他の手法では変わりにくい部分、「心の奥の重たいもの(根深い自己否定感や無価値感)」を解消できる
ざっくり言うと、感情カウンセリングは
・話をじっくり聞いて欲しい方
・癒しのプロセスを頭でも理解しながら進めたい方
に向いています。
ヒーリングは、「時間短縮」が一番のメリットなので
・とにかく早く現実を変えて、幸せになりたい方
・これまでも色々やってきたけど、肝心なところが変わらないという感覚がある方
に向いています。
次回はそれぞれのメリット・デメリットについて
もう少し詳しくお話ししますね。
どんな手法を使うにしても
心の傷が本当に癒えたら
人生の願わないパターンは
自然と変化します。
自分のことをありのままで肯定できるようになり
親兄弟に言いたいことが言えるようになったり
誰かに自分を認めて欲しいという
苦しい承認欲求からも自由になっていきます。
無駄な人間関係のゴタゴタとは縁がなくなり
ラクに生きて
大切な人とシンプルに
穏やかな暮らしを送ることが
できるようになっていきます。
MUERA
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