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ハロドロール!!
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フィットネスバイブル
フィットネス界の第一人者、マドカが綴る、フィットネスへの想い。貴方のフィットネス理解はここから。
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堀江俊之
LAN |
※いつも時間に追われてろくに推敲も出来ないまま送信しております。誤字、脱字、等ふんだんにあると思いますが、ご容赦ください。
この一週間はどうでしたか？
今回も我々の身体に毎日起きている真実について書いていきます。
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超高単位・マルチビタミン、パワーツール！！
本場アメリカの業界でも最強レベルのマルチビタミンがこれ、パーワーツールです。今回新たに原料から調達し直し、最高の出来上がりとなりました。 パワーツールをよろしくお願いします。
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【アリの力強さとは？】
アリがもし人間の大きさだったとしたら、体重70キロの人が7トンの重りを上げられることになります。
ここまでのパワーは人間程度の大きさの動物になると存在しません。
象に至っては自分の体重を支えるのも大仕事となります。
小さい動物ほど、自分の体重に比較してパワーが強くなるカラクリは、簡単に言うと、体重の増加は3Dだけども、パワーの増加は2Dに近いということが主な原因です。
「筋力は筋断面積に比例する」ということがよく言われます。
この理論で行くと、筋肉の縮尺をそのまま2倍にすると筋断面積は4倍、つまり筋力が4倍になる計算です。
ところが筋量は8倍になります。
筋断面積を4倍にすると、筋肉の重さが8倍になるわけです。
これを言い換えると、縮尺を2倍にすると、パワーウェイトレシオ(筋肉の重さに対する筋力の割合)が半減するということになります。
元の筋肉で次のように仮定します。
(基準) 筋力:筋肉の重さ=1:1 ➡パワーウェイトレシオ=1
すると2倍の時は
(基準 x 2) 筋力:筋肉の重さ=4:8 ➡パワーウェイトレシオ=0.5
4倍の時は
(基準 x 4) 筋力:筋肉の重さ=16:64 ➡パワーウェイトレシオ=0.25
このように、パワーウェイトレシオは筋断面積に反比例します。
その裏返しで、アリのように身長が人間の数百分の1となると、体重と比較した筋力が途方もない数字となるわけです。
アリの怪力が何の不思議もなく自然に見えてしまうから驚きですね。
しかし、私が意義を感じているのは、体重と比べたパワーの部分ではありません。
(下に続く)
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【恐ろしいハイパワーの世界】
アリのパワーは、人間に例えると何トンもの重りを上げるに等しいという事実には想像を絶するものがあります。
しかしその原理を延長して行くと、ミクロの世界では、我々の常識を覆すような世界が広がっているということになります。
特に自然の叡智を感じる部分は、スケールを小さくすることで、大きなスケールでは到底出来ないようなことを達成し、その後それを集積させてスケールを戻すという、賢いやり方を採用しているということです。
微生物の世界、細胞レベルの世界、分子、原子の世界では、我々が普段の生活で知覚している日常とは遠くかけ離れた、驚異的な現象が起き続けています。
それだけに、ミクロはマクロよりもはるかにハイパワーである、という現実があります。
栄養、健康、スポーツ、どの分野においても、圧倒的な影響力で生物を司っているのは、極めて小さな世界での出来事であると言えます。
極小部分での働きが余りに決定的であるため、個体レベルでは大して何もしていないと思えるほど、重要度に差があります。
端的に言えば、人間を突き動かしているのは、太陽光のエネルギーを受けた電子であり、全てはそのシステムのセットアップにかかっているということです。
前回のATP合成酵素の謎において紹介した通り、人間はミトコンドリアと、そこに存在するナノスケールのエンジンで埋め尽くされ、それらが毎秒1400回も回転しています。
我々個体のレベルでは、太陽光を浴びても1回転どころか、びくともしませんが、システムをミクロの世界にまで小さくすることで、太陽光のエネルギーを考えられない効率で有効利用しているわけです。
ネイチャーに発表された論文より
https://www.nature.com/articles/ncomms7259
 上の写真は、ミトコンドリアが集積している部分です。
ここでは通常よりも、はるかに多くのクリステ(内部でヒダになっている部分)が見られ、その上、それらがミトコンドリア単体を超越して整列している様子が観察されています。
前回ATP合成酵素の高速スピンは、電磁場を発生させて、身体システムを整列させているのではないかと書きましたが、それに符合するようなセットアップが見られます。
今後どのようなエネルギー・システムが明らかになって来るのか想像も尽きませんが、とにかく、生物は縮尺理論により、食事や運動といったスケールでの力学をはるかに凌ぐ効率のシステムをナノレベルで構築し、それを集積させているということです。
アリの怪力が示唆するものは、生物のフラクタルな(小さな相似形を集積させる)仕組みであると感じます。
(下に続く)
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あの熱狂を再び!!
オールジャパンの中継録画は「J-SPORTS オンデマンド」で再鑑賞することが出来ます。 |
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【実証されて行くトンデモ理論】
微生物の世界では、カリウムがナトリウムになったり、ナトリウムがマグネシウムに変わったりするという現象は公然の事実ですが、これを口にすると狂人扱いされるという現実があります。
腸内細菌叢がしっかりしていれば、マグネシウムを摂るだけで、カルシウム補強となりますし、自然のシリコン(ケイ素)を摂るだけで、体内で多くのミネラルが発生し骨も髪の毛も爪も強くなります。
要するに、ある元素を別の元素に変化させるということは「核融合」、つまり水爆レベルのエネルギーが必要というドグマがあるため、それがミクロの世界で日常的に起きているということは、言ってはならないことなのです。
有名な話があります。
1955年当時、フランスの労働衛生局長だったルイ・ケルブランは、板金工が相次いで一酸化炭素中毒で亡くなるケースの究明に取り組む過程で、一つの問題に直面します。
それは仕事場のどこからも、一酸化炭素が検出されないという事実です。
苦難の末、ケルブランは、アセチレンガス・バーナーで熱せられた鉄板が特有の振動を発し、そのせいで空気中の窒素が共鳴して炭素と水素に分離すると考えました。
またその鉄板の振動でヘモグロビン中の鉄が共鳴して異常反応をし、一酸化炭素を造ってしまうと考えたのです。
最近までその仮説は大っぴらに肯定こそされませんでしたが、否定も出来ず、ある程度の信頼を持って捉えられてきました。
最近では、原子の直径、温度による膨張率、フォノン共鳴周波数を基に、特定の2つの元素が反応し合う条件が算定出来ると考えられています。
この1955年当時の事件の真相は次の通り。
鉄が400度℃あたりに熱せられることで、それに触れた空気中の窒素が常温の酸素と共鳴状態に入り、その結果、一酸化窒素が発生。
(400度℃の窒素と20度℃の酸素が共鳴)
その一酸化窒素の温度が常温に近づくことで、共鳴状態が崩れ、窒素と酸素の結合が離れること無しに、窒素が炭素に元素変換して一酸化炭素になり、一酸化炭素中毒が起きるというコンセンサスが出来ています。
この共鳴状態、レゾナンスは多くの難問を解き続けるカギとして有効利用がますます盛んになるものと予想されます。
太陽光、赤外線と積極的に「共鳴」するようにしましょう。
(じゃあまたね) |
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チームLANとは？
齋藤マドカのマドカ・スクールを起点とし「チャンピオン・サークル」として発展してきました。2017年のアジア大会で金メダル3個と銀メダル2個を含む、メダル合計6個を日本チームにもたらすという、かつて無い功績をあげることが出来ました。チームを問わず、マドカ師の指導によりチャンピオンになったり、トップ選手になったりする人は、既に数えきれません。
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