2015年6月2日 – Computex Taipei 2015にて、QNAP® Systems, Inc.は (Stand J0118で) 世界初のThunderbolt™ NAS、独自の検索ツール「Qsirch」、Virtualization StationとContainer Stationによるハイブリッド仮想化、新しいQTS 4.2オペレーティングシステム、マルチゾーンのマルチメディアシステム、さまざまな人気の新機能を備えた家庭向けと企業向けのTurbo NASモデルを実演しました。QNAPはまた、Computex 2015にてHGST®、Seagate®、Toshiba®、WD®と業務提携し、さまざまなHDDとSSDを備えたQNAP NASの共同ソリューションを展示しました。
Thunderbolt 2 Turbo vNAS TVS-871Tは高速かつ柔軟な接続を最適化します
QNAP TVS-871Tは世界初のDAS/NAS/iSCSI SANトリプルソリューションであり、Thunderbolt 2の驚異的なパワーを備え、4Kビデオの同時転送/再生を可能にします。 ThunderboltとEthernetのデュアルネットワークを備えたTVS-871Tを利用すれば、柔軟な方法により、さまざまなデバイス間で同時にファイルを共有できます。
Thunderbolt 2ポートを2つ備えたTVS-871Tを利用すれば、ニーズに合わせて、TVS-871Tを備えたコンピューターワークステーションとそのストレージ拡張エンクロージャーを柔軟に接続し、高いアクセシビリティ、最適なコラボレーション、継ぎ目のない拡張を活用できます。 TVS-871TはThunderboltを備えたMacとも相性が良く、4K ワークフロー、ファイルストレージ、バックアップに利用できます。
「現在販売されているThunderboltストレージソリューションではストレージが直接接続されています。それでは、ファイルを柔軟に共有できません。」とQNAPの製品マネージャー、David Tsao氏は語りました。「QNAP TVS-871T Thunderbolt NASはオプションで10GbEネットワーク拡張もご利用いただけます。1つのデバイスで複数のデバイス間の高速ストレージとファイル共有を実行するとき、さまざまな選択肢が与えられます。Macユーザーや動画編集のプロフェッショナルに最適です。」
QNAP の最新 Thunderbolt ストレージソリューションが Seagate Enterprise NAS HDD でデモンストレーションされました。 Seagate Enterprise NAS HDD は最大 6TB の容量を提供し、要求の大きい作業負荷の下や世界中を対象に年中無休のサービスが求められる環境でも高いレベルのパフォーマンスを実現するように設計されています。 Seagate Enterprise NAS HDD はまた、Seagate 独自の Rescue Data Recovery プランに対応しています。オプションの SKU に組み込めば、さらに安心です。
「QNAP と提携し、ビジネスユーザーとプロフェッショナルにその差し迫ったニーズを満たす、完全性、信頼性、拡張性を備えた NAS ソリューションを提供できたことを喜ばしく思っています。 Seagate Enterprise NAS HDD は、NAS システムを利用し、最良の性能と信頼性を備えたコンピューティングの実現を目指す中小企業向けに設計されています。」と、Seagate Technology の台湾部門マネージャーの Vic Huang 氏は語りました。 「大容量の Seagate Enterprise NAS HDD と QNAP Thunderbolt NAS の組み合わせは、高性能で柔軟、かつ対費用効果の高い NAS ソリューションを提供します。4K ビデオにも最適です。」
Qsirch: QNAP独自のGoogleタイプの高性能検索ツール
Qsirchは高度な全文検索を実行するツールであり、文書、映画、曲、写真など、QNAP NASに保存している特定のファイルを簡単に見つけることができます。TF-IDFアルゴリズムを利用することで、入力と同時に検索を開始し、カテゴリ、サムネイルプレビュー、一覧ビューでファイルを簡単に確認できます。Qsirchは生産性とファイル検索の作業効率性を効果的に上げます。
TS-563 Turbo NASはお求めやすい価格でありながら、10GbE対応です
最近発表された5ベイのTS-563はAMD 64ビットクアッドコア2.0GHz SoCプロセッサーと最大16GBのRAMを備え、AES-NIハードウェア暗号化支援、SSDキャッシュ加速、AMD-V™技術によるNASでのWindows/Linux/Androidの実行、オプションの10GbE接続、拡張可能なストレージ拡張に対応しています。お求めやすい価格のTS-563を利用すれば、中小企業は高速ネットワークとアプリケーション集中環境に最適なプライベートクラウドを構築し、同時にROIを最大化できます。
Virtualization StationとContainer Stationでハイブリッドの仮想化を実現します
QNAP Virtualization Stationを利用すれば、QNAP NASでデスクトップ操作を仮想化し、複数の仮想マシンを管理できます。アップグレードされたVirtualization Station 2.0ではSDN (Software-Defined Networking/ソフトウェア定義ネットワーキング) の概念を導入し、柔軟なネットワークを構築したり、対費用効果を改善したり、幅広いアプリケーションシナリオのために無限の可能性を与えます。
QNAP Container Stationは軽量仮想化手法のLXCとDockerを統合します。QNAP NASで複数の孤立したLinuxシステムを操作し、組み込まれたDocker Hub Registryからアプリをダウンロードできます。
QTS 4.2はUI設計を合理化し、ホーム/ビジネス機能を強化します
QTS 4.2はそのデスクトップに新しいインターフェイスを導入し、Storage Managerとさまざまなアプリケーションを備え、使い勝手を改善し、ボリュームスナップショット、スナップショット複製、VMバックアップ/復元、JBODエンクロージャーローミング、バックアップバージョン管理、共有フォルダーの暗号化、ネットワークセキュリティの強化など、新しい機能が追加されています。
File Stationを利用すれば、クラウドサービスとの統合が可能になり、Office OnlineやGoogle Docsでファイルを見たり、Google Chromeオフライン拡張で直接開いたりできます。Photo Stationはギャラリーモード、配置変更可能なコントロールメニューバー、拡張共有メカニズムなどにより閲覧機能が強化されています。
マルチゾーンのマルチメディアストリーム配信とHD Station 3.0
QTS 4.2はQNAP NASをマルチゾーン対応のマルチメディアシステムに変えます。これを利用すれば、メディアのストリーム配信を1箇所で制御し、1台のデバイスで自宅のさまざまな場所に映像を配信できます。 DLNA、Airplay、Chromecast、Bluetooth、USBデバイスなど、メディアのストリーム配信のためのプロトコル/サービスをサポートし、自宅のどこにいても家庭用娯楽とマルチメディアストレージを簡単に管理できるので便利です。
HybridDesk Station 3.0 (HD Station) は64ビットにアップデートされ、マルチタスクと多言語キーボード入力に対応しました。Skype、Libre Office、Plex Home Theaterなどの便利なアプリも追加され、マルチメディア機能が強化され、作業効率が上がりました。
入手先
TVS-871T、TS-563、Container Station、QTS 4.2の販売情報は個別に発表される予定です。QNAP NASとその機能については、www.qnap.comでご確認ください。
QNAP Systems 株式会社について
QNAP (Quality Network Appliance Provider) Systems, Inc.は、このブランド名が約束するとおり、最先端の包括的な提案であるネットワークアタッチトストレージ (NAS) とネットワークビデオレコーダー (NVR)を、使いやすさ、堅強な動作、大容量ストレージ、そして信頼性と共にお届けする事を目指しています。 QNAPは、テクノロジーと設計を統合することで、ビジネス環境でファイル共有、仮想化アプリケーション、ストレージ管理、そして監視の業務効率を効果的に向上させる高品質な製品を創出するとともに、楽しいマルチメディアセンターの体験をご提供することで、家庭向けユーザーのエンターテイメント生活も充実させます。 台北に本社を置くQNAPは、ノンストップのイノベーションと情熱をもってソリューションをグローバル市場に提供しています。
メディア向け連絡先
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Tel: +886-2-2641-2000