WEBクリエイターの修行の始まり
百貨店の催事企画運営会社を退職し、WEB屋を目指して一から勉強し直そうと考えて、大手のWEBクリエイタースクールと小規模スクールと2つの学校へ通い始めました。
小規模スクールは講師がフリーランスのWEBデザイナーさんで6ヶ月間、1日5時間の講義+課題の日々でした。課題や復習も含めて1日に10時間以上はソースコードを書いたり、PhotoShopやらillsutraterやらをいじり倒していました。
実力を身につけられたのは、大手よりも小規模スクールのほうです。大手で学んでいてることは参考書を読めば得られるレベルでしたし。ガチ感が弱いというか「ゆるい」というか、あの感じではスクールビジネスとしては儲かっても、成果は出ていないでしょう。
というわけで、自分の修行はほとんどが小規模スクールの話になります。
一般論なんて役に立たない
小規模スクールではDreamweaverを使っていましたが、Dreamweaverをホームページビルダーのように使ったことは1度もありません。
Dreamweaverの価値は「WEBサイト管理」にあります。もの凄く簡単に言うと「FTPソフトの機能が伴ったテキストエディタ」です。ですので、ソースコードは基本的に「手打ち(ソフトのサポートを受けずに全てを手で打つこと)」です。
「手打ち」ができるか否かは底力が違います。ソースコードを理解していなければ手打ちはできません。手打ちができるからこそ、SEOの理解も深まったと考えています。
正直、WEBサイトを手打ちで作れない人が言う「SEO」はレベルが低すぎます。コンテンツ重視になって、ソースコードを全く理解していない人が「SEOコンサルタント」を名乗っていることが多く、残念ながら「被リンク!」と叫ばれていた頃とあまり現状は変わっていません。
ブログ運営が条件
小規模スクールではスクールに参加する条件がブログ運営でした。
課題の提出もブログ投稿で行う。JimdoでWEBサイトを作ってWEBサイト運営も後々はしていましたが(自分の場合はスクールに通う前からJimdoでWEBサイトを持っていました)、ブログはスクール開始から「はてなダイアリー」で作ることが条件になっていました。
今でもはてなダイアリーのブログは残っています→WEBクリエイターLab
余談ですが、Jimdoは日本に上陸した時から使っていました。今思えば、そのままjimdoを突き詰めていればWEB制作屋としては順調に行っていたかもしません。
SEOを学んだ
今でこそ「SEOに強い」と自他共に認知していただいていますが、僕のSEOを支えているのも「修行期」です。
WEBデザイナーさんはSEOにも(行動心理学、販売心理学なども含めてWEBに関して広く)明るく、色々と教えていただきました。
2011年当時から「内部対策」と「愛(今でいうコンテンツ)」によるSEOを教えてもらっていました。外部対策はそれらの補助でした。
はてなダイアリーで、学んだことを実践していましたが、「WEBクリエイター」というキーワードで最高3位までは上がりました。WEBクリエイターボックスさんを越えられなかったのが悔しい思い出です。(今は全く上位表示していません。)
当時は狙ったキーワードで上位表示できる実力が欲しかっただけなので、検索ボリュームもなにも考えていませんでした、ただただ「ビックキーワード」で上位表示できるか否かだけです。
その後「WEBマスターの手帳」を作ったのですが、正直、SEOのしやすさに驚きました。はてなダイアリーでトンデモナイ苦労をして上位表示をしていたのに、WordPressを使ったら、その苦労の3分の1程度でした。
そんなこんなでFlashを学んだりもしつつ「WEBクリエイター」としての修行期間を過ごしました。
次回は「なぜかカフェの店長になった」修行期の後の話です。 |