◦ 3月・展覧会のお知らせ ◦
◦『 三つ眼展 』 現代ガラスを牽引する美術家による展覧会 - 3人展 -
日程:2016年3月21日(月)~3月27日(日)
時間:12:00〜19:00 *最終日~17:00
トークイベント:21日(月) 15:00~
登壇者:田中雅樹・近岡令・廣瀬絵美
司会:地村洋平
ゲスト:仲摩マサ枝 (一般財団法人COPER研究所 理事)
オープニングレセプション:21日(月) 17:00~
会場:KOMAGOME1-14cas
三つ眼展 は、工芸作家を対象として、過去、現在、未来を見据えた作家を紹介する展覧会です。 第一回目となる本展では、現代ガラス作家にスポットを当てた展覧会を開催します。
【参加作家】
田中 雅樹 / Masaki Tanaka
1982 年生まれ。ガラス作家。2005年に多摩美術大学工芸学科ガラス専攻を卒業後、神戸芸術工科大学 実習助手(-2010)、富山ガラス造形研究所 助手(-2013)勤務。2013年に千葉県富津市にアトリエを設立。現在、アートワークでは自身の記憶や懐かしさといった感覚を、既視感を覚えるような形に託したいと思い、機械などの部品をモチーフに平面、立体作品を制作。「雪と氷」(群馬県立館林美術館)2012年、「ガラスの変貌Ⅲ」(多治見市文化工房 gallery VOICE)2013年、「タマビガラス」展(多摩美術大学美術館)2015年、など作品を発表。他、公共空間への収蔵・設置等(神戸市立医療センター中央市民病院、富山市ガラス美術館など)。
近岡 令 / Rei Chikaoka
1970年生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科インテリアデザインコース卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科ガラスコースを修了。1999年にガラス工房「STUDIO POSI」をオープン。アート、クラフト、デザインなどジャンルを超えたガラス作家活動を展開している。2014年、Bullseye社主催のコンペティション「E-merge2014」にて、Kiln caster Awardを受賞。近年は、海外のガラスアートに目を向け、積極的に出品している。「動き」をガラスで表現することを試みている。現在、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程2年在学中。今夏よりイギリスへ留学予定。
廣瀬 絵美 / Emi Hirose
1990年生まれ。秋田公立美術工芸短期大学でプロダクトデザイン分野を卒業した後、富山ガラス造形研究所にてガラスを学ぶ。卒業後すぐに富山ガラス工房に勤務し、現在も工房に来たオーダー制作品を中心に制作をしている。学生時代から積極的に公募展に参加。2012年第88回富山市美術展にて奨励賞、2013年、国際ガラス展金沢2013に入選したことをきっかけに、ドイツのALEXSANDER TUTSEK--STIFUMGに作品が収蔵。同美術館で、展示会も予定されている。限界まで焼きとかしたガラスを地面に垂らす事でできる、コントロールしきれないガラスの自由な動きに魅力を感じ、また全てのモノはたくさんの集合体で出来ているという考えをもとに制作を続けている。