こんにちは、
さのますみです。
(このメールは佐野珠美の個人セッションのクライアントさまへお送りしています。)
ウェブサイトに、「クライアントさんの声」を掲載いたしました。
ぜひご覧ください。
(本文下にリンクを貼りました)
グループで行うゲシュタルトのワークなどでは、ワーカーや見ていた人たち、ファシリテーターがお互いにシェアしあい、それがワークの体験を更に深めるということが起こります。
誰かのワーク、誰かのシェアは、エッセンスとなって別の誰かへ沁みていきます。
少し前、わたしが聞いていないのに、ご自分のシェアを「役立ててください」と言ってくださったクライアントさんがいらっしゃいまして、背中を押してもらえました。有難いことです。また、掲載に当たりOKをくださいましたクライアントさんには感謝しかありません。皆さんの寛容さに支えらています。
エコーという手法
そして、ウェブサイトにも注釈を書いておりますが、エコー(Echo) という手法を使っています。実はシェアやフードバックというのは、非常に高度な注意深さを必要とします。特にセラピストにはそれが求められていると私は信じています。そんな時に、このエコーというやり方は、とても安全でとても有効な方法です。あたかも、山々の間で音が響き合うように、お互いを尊重する態度を示しながら、ワークの体験をそれぞれの人が、深めることができます。また、他者への信頼を少しずつ許すことにも貢献すると信じています。
自分→他者へ
ゲシュタルトのワークは、あくまでも「自分」にフォーカスを当てます。自分自身を知っていく道のりです。自分自身との和解が訪れる人もいると思います。そして、結果的にそれは、自分自身を取り巻いている環境、他者への態度へと反映されていきます。決して個人主義的に傾いていくことがゴールではないです。依存や反依存、共依存、という言葉に自動的に反応する方も世の中に多いのを知っています。そんな方であったら是非ゲシュタルトのアプローチを体験していただきたいと私は願っています。「私」と「あなた」、「私」とそれ以外、その距離、塩梅。人生に不可欠なものです。これなくしては生きられません。生きていくことはできますが、「死んだように生きる」心地でしょうと想像します。
アウェアネス
自己探求、自分自身を大切にしていく態度の探求、世の中で自分にとって必要なものを得ていくことの探求を人生は学ばせてくれます。そして、私は思うのですが、ゲシュタルトの気づきのアプローチを持つことで、「ところで、生きものとして心身ともに健康かい?」と最も生命体としての前提の場所をも気づきの範囲に含めることを思い出させてくれると私は信じています。
アウェアネス(自己自覚領域)。
よい連休をお過ごしください。
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