1999年からB&G財団が主催している「B&G全国ジュニア水泳競技大会」。第16回を迎えた2015年の同大会には、右足にハンディを持つ中道穂香さん(当時中学3年生)が中学生の部女子100m自由形と50m背泳ぎに出場し、多くの仲間から大きな声援を受けました。彼女の参加を機に、2016年度から、同大会に障害者が出場できるレース枠を設置。障害者と健常者が競い合う水泳大会になりました。
日頃、愛媛県の愛南町御荘B&G海洋センターで練習に励む中道さん。2014年のジャパンパラ水泳大会で2位に入り、2015年にロシアで開催された国際大会には日本代表として出場、翌年のいわて国体では、女子50m背泳ぎで優勝しました。「夢は、2020年の東京パラリンピック出場」と語る中道さんに、普段の練習や今後の意気込みなどについてお聞きしました。