まあ女性にとって
お肌の悩みは数限りなくありますし、
年齢を重ねると健康も気になりますよね。
だから
女性同士でおしゃべりしていて
(もちろん男性でも同様ですよ)
盛り上がっているウチはいいのです。
でも社長さんからしたら
そこから商品の販売につなげたい。
もうちょっと厳密に言うと
もっと商品を売りたい。
もっと商品の良さを知って欲しい
と思うのですが
なかなかそのレベルにはいかない。
全く売れないわけではないから
販売方法が間違っているとも思えない。
どうしたら
もっと売ることができるのか?
どうしたら
商品の良さを知ってもらえることが
できるのか?
そんな相談を受けました。
いくつかは売れているけれど
もっと売りたい、
そのために商品の素晴らしさを伝えたい
どうしたら
商品の魅力を伝えられるか?
ということですね。
これ、あなただったら
どう答えますか?
実は
同じような相談は
全く違う業種でもあります。
わかりやすい例で言うと
飲食店や治療院などですね。
美味しい料理が出せるのに
痛みから解放できる技術があるから
もっとお客さんに知って欲しい!
他には建設業の方から
同じような相談を受けたことがあります。
ライターさんやデザイナーさん
からもあります。
これらの方に
共通して言えることがあります。
それは
商品やサービス、技術に
自信を持っている
ということ。
商品に自信を持つというのは
とても素晴らしいことです。
技術を身につけるまでに
多くの時間を掛けたことでしょう。
それが
自信につながるのは問題ありません。
大事なのは
その次なのです。
商品に自信があるからこそ
商品ありきでススメているのです。
どういうことか
わかりやすい例でお伝えしますね。
例えば以前、こんな経験をしました。
ある飲食店のオーナーがいました。
私がカロリーもそうだけど
それだけではダメだなあと気づいた
そんな話をしていました。
そこでオーナーが
「ウチは有機栽培のお野菜をたくさん使って
身体によくてヘルシーな料理ばかりだから
ぜひ一度来てみて」
などと自店の案内をしてきました
その時は
ふ~ん、そうなのね
ぐらいの気持ちでした。
その後、
友達は胃もたれするようになってきた
なんて話題になりました。
するとオーナーは
「ウチには胃もたれしない胃にやさしい料理がある」
と話してきたのです
もう、
自分のお店のピーアールばかり‼
私はそう感じました。
自分のお店ありき、が前提で
話をしているのです。
これって
私には「売り込み」
にしか見えませんでした。
どんなに料理がおいしくても
自信があっても
これでは行きたくないですよね。
もちろん、なかには
そういうお店を探していた~
という人もいるでしょう。
ですが多くの人は
自分がした話に対して
そのままダイレクトに
あなたの商品・サービスにつなげられると
いい気持ちはしないのです。
では
どうしたらいいのか?
それは
相手の話をもっとよく聞く
ことです。
えっ?そんなこと?
そう、思いましたか?
でも
そうなのです。
例えば私の例で言うと
カロリーだけでなくそれ以外も大事
といった言葉の本音を探ることが
重要なのです。
どういうことかというと
カロリー以外も大事
だから、身体にいいものを食べたい、のか
けれども、ガッツリ食べたい、のか
実際には
それで満足しているのか
それとも不満を感じているのか?
これらを聞き出すことが大事なのです。
身体にいいモノを食べているけれども
どうも満足していない
という人に
ヘルシーな料理の提案をしても
響きませんよね。
一番欲しがっているもの
困っていることに対して
商品の提案をすることが重要なのです。
冒頭の美容サロンのオーナーさんであれば、
・化粧品も売りたい
・メイク用品も売りたい
・サプリメントも売りたい
ではなく、
お客さんは何を一番求めているのか
どんなことに一番悩んでいるのか?
これらを聞き出して
まずはそれを解決する商品を提案する
これが出来ると
もっと売れるようになります。
あなたはどうでしょうか?
お客さんの表面の
悩みや困りごとを聞いて
商品の提案していませんか?
ぜひ
本当の困りごとは何か?
と心に留めて聞いてみてくださいね。
提案の受け入れ方が
大きく違ってきますよ。
読んでいただきまして
ありがとうございました。