私は、こういう仕事をしているので、家に石けんがたくさんあります。
だから、買うってことはしませんし、できるだけ石けんで洗うようにしています。
(食器や洗濯に関しては、普通に洗剤も使っていますが・・・)
もちろん、洗髪もほぼ100%石けんです。
石けんで洗う利点は・・・やはりさっぱりするということでしょうか。
それは、洗いすぎちゃう感じのさっぱりではなく、なんだろう?洗った後、洗浄成分が髪の毛にも身体にも残らないさっぱり感
なので、ずっと石けんで洗っていて、時々温泉とかに石けんを忘れた時とかで備え付けのシャンプーなどを使った時に、その違いをはっきり感じます。
よくこの話をすると
「シャンプーでそんな残った感じはしない、しっかり濯いでるから!!!!」と言われることもあるのですが、これは日常で石けんを使ってないと気づく人は少ないのかもとも、思います。
「頭皮や髪の毛の為には、シャンプーじゃないと痛んじゃうよ」
とか言われることもありますが・・・少なくとも20年以上石けんで洗ってきて、ひどい痛みに悩まされたことは一度もないしなぁ・・・
反対に「平岩さんって、髪の毛染めてないんだよね?」とか「髪の毛にボリューム感あるよね」とか褒められる
白髪に関しては、石けんは関係ないような気がするけど、ボリューム感は、自分では「石けん効果かな?」と感じています。
まぁ、私調べですので過信は良くないですがね
と、言うわけで石けんで頭髪をある時の、私の注意点です(時々聞かれるので・・・)
石けんをつける前によく濡らす。これは本当に重要。たぶん皆さんが濡らしているの10倍くらいは濡らしていると思います。頭皮までしっかりと、良く濯ぐようにしてます。
石けんは髪の毛に直接つける。泡を立ててからだと、難易度がグッと上がります。特に、良く濡らさず、泡立ててから石けん分を頭に乗せて洗うと100%失敗します。
しっかりと泡立たせる。もっこりと泡が頭に乗るような感じまで泡立てます。(写真の泡ではちょっと足りないくらいです)
もし、泡が立てられない時は、髪の毛がちゃんと濡れていなかったか、石けんの量が少ないか、冷たいか、なので、お湯を頭につけながら、石けんをさらに付けてください。これでも泡が立たないという事は、石けん分が足りないので、泡が立つまで石けんとお湯を足してください。
頭皮まで泡が届くようにマッサージしながら洗ったら、お湯で良くすすぎます。この時、すすぎ方が足りないのも失敗につながるので、たっぷりのお湯をざぶーんとかけてくださいね。シャワーでも良いですが、水圧の低いシャワーの時は要注意です。
洗髪後は、お酢やクエン酸などを薄めたお湯でリンスする(この工程は私はしませんでも、初心者の方にはお勧めしています)
髪の毛が濡れているうちに、オイル(オリーブオイルやホホバオイル、スクワランオイルなど)を1~2滴ほど髪の毛になじませます(これ以上の量をつけると、べったりと髪の毛がしますのでつけすぎないようにね)
以上が、私の手作り石けん洗髪のコツです。
リンスの濃度や、オイルの量は、自分に合った量を模索してみてくださいね。
あ、でも「私は絶対必ずシャンプーを使う」とかシャンプー派の方は、無理することもないとも思ってますので。
何が良いと判断するかは、やはりその人それぞれです。使用感の好みや髪の毛の状態がありますからね。
正直、石けん洗髪のコツを書いて、「うわっ。めんどくさい」って思ったし(笑)
でも、「興味はあったんだよね~」という方の、少しでもご参考になればと思います。
因みに、これは手作り石けんにおいて、の感想です。
そして、もちろん身体も手作り石けんで洗うと、銭湯や温泉に行く時も荷物が軽くなります