作詞家 Keikoringのメッセージ
CD「すきときらい」収録曲「キセキ」
ライナーノーツより
私が生きてきて、大なり小なりいじめやハラスメントを感じてきましたが、
そんな時にはいつも、大好きな人形たちに心を癒されてきました。
「学校行きたくないなぁ」・・・ふと見ると、いつも私の愚痴を聞いてくれるぬいぐるみたちが、
それぞれの顔で見送っているようにみえました。
両手を上げて、笑顔のものやいたずらっぽくウインクしているもの・・・みんな楽しそう!
私はいつも心から笑っていませんでした。
ぬいぐるみたちが笑っているのを見て私が元気になるけど、ぬいぐるみたちには伝わらない、
でも、私が明るい雰囲気でクラスにいたら、みんなの中に入れるかもと思いました。
始めは努力しましたが、だんだんとみんなとの楽しい時間が増えて、中学時代の最後には「いとーちゃん」と呼んでもらえるようになりました。
出会えたぬいぐるみたちの奇跡、そして軌跡に感謝です。
ハラスメントは誰に対してもできてしまうことだと思います。でも、私がそれを感じてしまったことは、私に与えられた強くなれるチャンスだと思って乗り越えています。
辛いことも楽しいことも出会い・・・
出会いを大切にしている私でいたい気持ちをポエムに書きました。 |