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【農家ハンター通信号外！】大臣とイノシシピース！？ふるさとづくり大賞受賞のご報告

by 熊本農家ハンター on Feb 15, 2023

いつも応援いただきありがとうございます。今日はとても嬉しい報告があります！

40年の歴史ある総務省「ふるさとづくり大賞」において、総務大臣賞を受賞しました。

振り返れば7年前の今日2016年2月15日、農家のおばちゃんの「もう農業ばやめようて思うとたい」の一言に鳥獣被害の深刻さを知り、若手農家の仲間と立ち上がったのが始まりでした。

それでは2月10日、ハレの舞台（大雪）東京での旅路を共有させていただきます。

朝イチの飛行機で上京。私たちが最初に伺ったのは農林水産省。鳥獣対策の最前線の担当課を訪問し、早速イノシシピース炸裂です。

超真剣、深刻な課題ですが「いのしし〜」と言いながら蹄ポーズをすると口角が上がって素敵な写真になります！ね、よかでしょ？

次に報告に伺ったのが藤木しんや政務官。国の農業政策の重要な方です。さぞ緊張しているかと思いきや

熊本農高の先輩でもある藤木先輩は、活動当初から現地に来てくださっている応援団でありリラックスしたこの写真の通りの関係です。

元々畜産と畑作のトップランナー的農家なので、現場にめちゃめちゃ強い。こんな人が国策に関与されるのは本当農業者にとって心強いなと改めて思いました。

そしていよいよ表彰式会場へ

授賞式のリボンに手書きで書かれた農家ハンターの文字。若手農家が鳥獣対策活動を通じて「地域の希望の星☆になる！」そう思って入れたホシマークが丁寧に手書きされていて感動しました。

ふるさとづくり大賞には都道府県の推薦で90団体や個人がノミネートされているだけあって、表彰式には参加者もたくさん。発表を許された優秀賞以上の4団体として、渾身の10分スピーチで7年分の思いと、これからの挑戦の話をさせてもらいました。

さぞ緊張したろうと思われますが僕らのモットーは「明るく　楽しく　元気よくっ」なので、こんな表情になってしまっていたようです。笑

みんなで受け取った立派な名入りの記念品と

表彰状、いつものような畑バックと違って金屏風は僕らに似合いませんが、鳥獣対策から始めた活動が「ふるさとづくり」になっていると褒めていただけたのは嬉しいことでした。

個人の部でグランプリとなる内閣総理大臣のヤマシタケンタくんは、鹿児島のこしき島を拠点に離島の奇跡を起こし続けている同士。今回一緒に受賞できたことを喜び合いました。彼は30代、僕らも40代、共に若い世代から火を起こし炎になって広げていきたいなと思います。九州がアツかですね！

続けて、霞ヶ関の総務省に初めて行きました。もう完全にお上りさんモードです。笑　山で使うモバイルや電波のことはもちろん、地域おこし協力隊やふるさと納税など活動においてたくさん関わり合いがあります。

そこでご報告にと訪問したのは、表彰状にお名前あった松本総務大臣。なんと総務大臣室に招き入れていただきイノシシピース！

「地域に住む若手農家のみなさんがICTを使って自ら地域課題に取り組む姿は、何よりも嬉しく地域づくりにつながるものです。これからも期待しています」と声をかけてくださいました。

とはいえ、県知事だってなかなか会えないという現職の総務大臣になぜお会いできたのかって？

ハイ、前大臣の金子泰先生はここ熊本のご出身であり、この受賞を機にご報告に伺いたいと話をしたら、大臣室まで案内してくださったのです。

藤木先輩と同じで執務室は熊本愛と熊本弁ｗに溢れていて、ホームにいるかのようでした。前号でお伝えしたカモプロジェクトについてもたっちゃんからお話ししました。地元八代でカモ被害の深刻さを聞いておられていることもあり、非常に興味を持たれ「近く行きますね！」と言ってくださいました。

こうして1日の間に、最前線で国を動かしておられる方々に会えたのは本当に光栄であり、こんな機会をいただいたことに感謝しかありません。

ただなんかの陳情とに行ったわけでもなんでもありません。僕らは鳥獣対策もふるさとづくりも　自助→共助→公助　まず自分たちでやれるしこやる！が大事だと思っていますので変わらないスタンスで頑張っていきます！

さてさて、祝賀会は小籠包を囲んで。

2016年に第一回目のクラウドファンディングで15万円も支援してくれたことをきっかけに東農大新卒で飛び込んできた井上くん。ジビエファーム施設長として活躍しつつ、心身ともにだいぶボリュームが出てきました。あ、みんなもか。笑

そしてものまねステージ　STARさんに。

何人ものタレントさんがいろんな歌手になり、曲を歌う約1時間のショー。歌が上手いはもちろん、さまざまな仕掛けで拍手と、抱腹絶倒状態が続きます。

ここで会いたかったのは、いきものがかりやドリカムをものすごいクオリティーで歌い上げた吉村絢香さん。なんと彼女のじいちゃんはここ戸馳島に住んでいて、うちの三軒隣なんです。

もう4回目になりますが、コロナでほぼ閉鎖状態だったお店やモノマネタレントさんのことを考えながらショーを見ていると、自然と涙が出てきました。寒い冬を乗り越え咲かせた花は本当に綺麗でたくましいなと。

おまけに、僕らの活動をもう2年半撮り続けてくれる

https://farmer-hunter.com/blog/

フォトライターのたかきあゆみさんのレディーガガツーショットを。笑

これまで7年、たくさん壁にぶち当たり続け、きついことや辛いこともありましたが、褒めてもらって、お互い称えて、大笑いしたこの日は次に向かう大きな記念日となりました。

翌朝、これから本格始動していくTOBASE☆ジビエツーリズム

https://gibier-tourism.farmer-hunter.com/

でのガイドの本物体験をするために朝イチで築地に集合。（せっかくの上京なのでフルで学んで帰らねばなりません！）

ここでお会いしたのはKnot Wordの佐々木文人さん。昨年から2回も戸馳に観光やガイドの先生としてきてくだっているステキな応援団です。

https://farmer-hunter.com/blog/3160

参加したのはインバウンド向けにされている築地ツアー。観光ガイドの育成にも取り組まれている佐々木社長が直々に案内してくださり職人さんのお話を聞いているとついつい、井上くんイノシシさん用に包丁買っちゃいましたｗ

感動を与えるには、まず自分たちが感動体験することから！だと思います。さすが新婚旅行で1年掛け世界一周をした佐々木文人さんのまちガイドは期待を遥かに超える面白さとすごさでした。

ちなみにお昼前にもなると築地はコロナ前よりも人が多くなっているそうです。いよいよ春が来ますね！ワクワク

お昼からは2021年秋から伴奏してもらっているソーシャルベンチャーパートナーズ東京（SVP）のパートナーの皆さんとのランチミーティング。（月に何度もオンライン会議してるのに実はお初！）

海外でリサーチやマーケティングをされている方、中小企業診断士、IoT関連の方まで、みなさんプロボノで社会課題解決に向けて僕らの悩みに寄り添いながら伴奏してくださっています。

https://www.svptokyo.org/

改めて、こうしてメルマガを最後まで読んでくださっている方、こうして笑顔で応援してくださる方、僕らは本当に恵まれているなと再確認した機会になりました。

これからもThink Grobally Act Locally で猪突猛進　頑張りますので、これからもよろしくお願いします。

今日も、これからもいいことありますように♪　多謝

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