持続可能な社会の実現に向け、CO₂削減をはじめとする環境負荷の低減が求められています。
その取り組みの一環として、化石資源の代替としてトウモロコシやサトウキビといった植物の活用が進められています。これらはすでにバイオケミカル分野で研究開発が進み、さまざまな分野で実用化が進んでいます。武蔵塗料でも植物由来の原料を活用したバイオペイントを開発し、すでに実用化を果たしています。
藻類には植物にはない特長があります。光合成によってCO₂削減に貢献できるだけでなく、砂漠や荒地のような農業に適さない環境でも培養が可能で、資源としての有効性が非常に高いのです。
このように藻類は『カーボンニュートラルな資源』として注目されており、非可食資源であるため食糧供給と競合せず、持続可能な社会の基盤となる可能性を秘めています。さらに、陸上植物と比べて圧倒的なバイオマス生産効率を誇り、少量の水で培養できる点も大きな強みです。
武蔵塗料は、藻類から得られる再生可能で環境負荷の低い素材を活用することで、持続可能な社会の実現に貢献し、地球環境保護に向けた新たな道を切り拓こうとしています。