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堀江俊之
LAN |
※いつも時間に追われてろくに推敲も出来ないまま送信しております。誤字、脱字、等ふんだんにあると思いますが、ご容赦ください。
この一週間はどうでしたか？
先日
1muscle.com がオープンしました。
新しいプログラムになり全てが快適にアップデートされてゆくと思います。
さて前回、水素水について書きました。
常識の範囲内でイメージ出来ることでは無いかも知れませんが、可能な限り分かりやすく書きました。
原理が分かればそれで十分だと思います。
より読みやすいブログになっていますので見てみて下さい。
https://lanutrition.blogspot.com/2018/04/blog-post.html
今回は我々は何故眠るのか？ということに関し、日ごろから大統一理論的に紹介している「エネルギー」を軸に、その必要性のコンセプトを解答します。
コンセプトですから手短になると思いますが、このことを通して多くの謎が解ける人も多いのではないでしょうか？
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【宇宙はシンプルなはず】
我々人間は、高度文明を築き上げたと自負していますが、生命がどうやって発生したのか？また、我々は何故死ぬのか？といったことの明快な回答を聞いたことがありません。
哲学者やヨガの達人、チベットの高僧に至るまで、多くの偉人が、延々と素敵なコンセプトを並べ、壮大な「言葉のサラダ」を与えてくれます。
私は中学生の頃からギリシャ哲学の本(岩波文庫)などを読んで楽しんでいましたが、こういった根源的な問いの答えに関して持った感想には、「この人達にも分かっていないのでは？」という軽い落胆と懐疑心が常に混じっていました。
何故、生命が発生しなければならないのか？については、私自身で解答を得てからの年月が短いですので、まだもう少し煮詰める必要があるかと思います。
しかし、何故我々人間に死がプログラムされているのか？ということに関してなら、理解したのはかなり前ですので、この問題に関してはポンと答えることが出来ます。
ちなみに私自身は、同様の解答をしている人を見たことがありませんので、同じことを言っている人がいたら、興味深く感じることでしょう。
(下に続く) |
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【シミュレーション理論】
我々人間が大体100年くらいで死ぬように出来ているのは、それが進化論的に最適であるからです。
つまり、寿命が10年であっても、200年であっても、進化の速度が最大にならなかったということです。
寿命が短すぎると高度な理論を理解し、実践して実用化するには時間が足りなくなります。
寿命が長すぎると、より短い寿命サイクルの種に進化スピードが負けてしまいます。
ですから丁度よい長さが100年程度なのだろうと推測出来るわけです。
ここで忘れてはならないのは、このシステムの根幹となる特徴です。
それは、寿命が来て死ぬと、それまでその人が蓄積してきた意識がゼロになり、誰にも直接受け継がれることが無いということです。
そして赤ちゃんは「白紙」の状態で生まれてきます。
死ぬ時に自分の意識が無になるから、人間は「頑張る」わけです。
生まれて来た時に前世の記憶があったなら「来世でやります！」となって、誰も頑張りません。
「締め切り無くして仕事無し」と、私自身、常に言い聞かせている摂理ですね。
これも種の進化スピードを最大化するための重要なカギです。
言い換えると、進化スピードが最大となった種は「100年くらいの寿命を持ち、意識の継続性が無い種」であった、ということになります。
これが、死の存在理由であり、死に方における必然性と、有効性を表しています。
ですから死の最適化を包含しない「適者生存」論には大きな穴がぽっかり開いてしまっています。
(下に続く) |
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【生命の原理について】
これは前回の水素水の話にも繋がりますが、紙面の関係上、そのコンセプトについて解説しておきます。
ところどころイメージし難い部分があるとは思います。
生命の原理は、一言で言うと、イナーシャであると言えます。
イナーシャとは日本語では「慣性」と言われるもので、例えば、カーリング競技におけるストーンが滑り続ける原動力になっているものです。
ストーンに力を加えると、その後は力を加え続けなくても、ある程度の距離を滑り続けます。
イナーシャとは「状態の変化に抵抗する力」であり、一旦動き出したストーンは「動いている状態」を保持しようとする力が続くところまで滑り続けます。
ストーンが止まると、そこには「止まっている状態」を継続しようとするイナーシャがあるため、力が加わらない限り、ずっとそこに留まっています。
但し、イナーシャはストーンにはそれほど無く、それを取り囲む「からっぽの部分」の方に殆どが存在しています。
地球上には空気がありますから、空気中の酸素や窒素に大きなイナーシャがあるのかというとそうでは無く、それらの分子を取り囲む、本当に何も無い部分に殆ど全てのイナーシャがあります。
このイナーシャは我々が「真空」と呼んでいる部分であり、正確には真空にイナーシャがあるのでは無く、宇宙を埋め尽くしているモノがイナーシャであるということです。
「真空」と呼んでいるものそのものがイナーシャであるということになります。
これはニコラ・テスラが「イーサー」(エーテル)と呼んだものであり、物質が純粋なエネルギーの状態になったものを指します。
(下に続く) |
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【生命とイナーシャ】
生命とは、特定の状態にあるエネルギーが、その状態を継続しようとすることです。
カーリングで言うと、滑っているストーンがいつまでも動き続けようとすることがイナーシャの一つの形であり、生命と呼ばれるモノです。
止まったところが「死」と呼ばれるところで、動き続けようとしたエネルギーの形(生命)が、ピュアなエネルギーの形(真空)に還って行ったということです。
水で考えると、「水が水であるためのエネルギー」を保持しようとして、自ら集合し、多重構造を造ります。
水に光が当たると、その光のエネルギーを逃すまいとして、更なる多重構造を造り、また電荷を蓄えた二つの領域に分かれることで電位差としてエネルギーを保持しようとします。
地球の場合、太陽エネルギーがひっきりなしに降り注いでいますから、このエネルギー保持システムは、どんどん複雑に高度に巧妙になり発展してゆきます。
これが、我々が「生命」と呼んでいるモノでありエネルギーの一つの状態です。
エネルギーが構造として状態を保存しようとするということは、水で言えば「水の記憶」と呼ばれるような特徴でもあります。
全ての「構造」はエネルギー消失への抵抗であり一つのイナーシャです。
この構造が解けて行く様をエントロピーと呼び、真空という別のイナーシャが全てを飲み込んで行く様子を指します。
我々に見える部分で言うと、エネルギーが秩序と調和の中に自らを保持しようとすることが生命であり、それがやがて乱雑と不規則に向かうことが死となります。
モノが規則正しく並び、それらが繰り返され、集まり、さらに高次元での均整調和として憑依すると、それは我々が「美」の基礎として認識している結晶となります。
我々が精緻なシンメトリーを普遍的に「美」と感じるのは、それが「生命」そのものであるからです。
乱雑さから離れれば離れるほど「生命」を宿しイナーシャを高めます。
整理整頓、美意識、芸術への傾倒は、全て根源的な「生命」への志向を表します。
(下に続く) |
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【生命発生のタイミング】
生命は、特定のエネルギーが失われようとする時、それに抗う形で構造として発現します。
熱せられたものが冷え行くと、その熱エネルギーを保持しようとして結晶となります。
結晶が均整のとれた多重構造であるのは、それが乱雑の対局に位置するからです。
美しければ美しいほど、乱雑さからかけ離れ、エネルギーを保存出来たことになります。
水のエネルギーが失われてゆくと、それが凍結する際に、雪の結晶という美しい構造として、最大のエネルギーを保存しようとする慣性(イナーシャ)が見られます。
雪の結晶が全て六角形ベースであるのも、シンメトリーの極致であるのも、エネルギー保存への意志、乱雑さとの戦い、つまり生命であるといえます。
雪の結晶に関しては、エネルギー保存効率の最大化という視点から、数式によって、その構造の必然性が明快に表示出来るのでは？と考えています。
但し、保存効率の最大化が何故必要であるかという根幹部分はイナーシャのコンセプトが必要になります。
さて、我々は何故眠るのか？
そして、我々は眠らないと何故、病気になり、時には死ぬのか？
それは、眠るという行為は、エネルギーの静かな放散を通じて、全身の組織の「結晶化」を促すフェイズであるからです。
長い時間をかけて、イナーシャによる分子構造の最効率化、結晶化を行い、体内の乱雑さを排せつしてゆくという必要不可欠なプロセスです。
生命発生のタイミングが、エネルギー消失時であることを考えると、いかに睡眠が大切であるかが理解出来ます。
(下に続く) |
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チームLANとは？
齋藤マドカのマドカ・スクールを起点とし「チャンピオン・サークル」として発展してきました。2017年のアジア大会で金メダル3個と銀メダル2個を含む、メダル合計6個を日本チームにもたらすという、かつて無い功績をあげることが出来ました。チームを問わず、マドカ師の指導によりチャンピオンになったり、トップ選手になったりする人は、既に数えきれません。
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