アラカルト vs ディナー
こういう切り口で見た場合、BCAA vs EAAは、同じ予算で、ステーキだけ食べるか、ステーキを小さくしてサイドディッシュも付けるか、というようなレベルの話と考えて差し支え無い。
実際、BCAAとEAAでは体感がかなり違うので、別物としか言いようが無い。
どっちが上か?と考えるのはナンセンスだ。
また別の切り口は、これを言うと元も子も無くなるけれども、この「対決」の元になったといわれる研究には、とある連鎖商法のサプリ会社と利害関係のある人間が絡んでいて、その会社はEAA推しであるということ。
そして、もう一段階巻き戻すと、アミノ酸の価格が大幅に下がった(低品質アミノ酸が出来た)ので、より多くのゴミノ酸を配合したサプリの開発が画策された、という事実がある。
まあ、話題になることで栄養学の理解が進むのだから良しとしよう。
個人的な趣向で言うと、私はセロトニン除去を心がけているので、その元になるトリプトファンは敢えて摂りたくない。
脳における疲弊感や、それに基づくストレス応答を避ける意味でも、BCAAサプリ の有効性は無視出来ないと考える。
(続く) |