AIの発達と同時に、
人の脳のはたらきもよくなります。
“IoT”ならぬ“IoB”で、
身体とコンピュータがつながります。
そうなると、
従来のテストで学力を競う教育に
なんら意味がなくなります。
インプラントした“チップ”によって
コンピュータにアクセスできて、
そのメモリーから
保存データを引き出せば、
暗記しなくていいし、
外部コンピュータで計算して
その解をダウンロードすれば、
計算ミスもなくなるわけです。
なにかと便利になります。
AI時代において一番大事なことは、
ロボットを使いこなす
コミュニケーション能力があることです。
歩かないで済むために
自動車があるように、
考えないで済むために
AIがあるようになります。
だから人は、
その先に必要なことをみつけて
仕事にしていけばいいのです。
かつてルネサンス後期の画家たちは
写真機の発明によって
肖像画の仕事は奪われたけれども、
写真では表現できない画法を開発して
“印象派”として新境地を開きました。