【3.ゴールへの道筋を可視化① ~人生の最終ゴールは見えていますか?~】
平成も残り2週間を切り、葉桜にゆく春を惜しむ思いになりますが、何かを失うということは新しいことの始まりです。新たな元号の時代を迎えるにあたり、自分の目標を見直す良い機会かもしれません。
皆さんはどんな目標をもたれていますか?仕事の目標、個人の目標、人生の目標もあれば今日の目標もあるかもしれません。英語のスキルアップをしたい、趣味の時間を増やしたい、SNSの時間を減らしたい、ダイエットしたい等々。それらは過去にも何度かチャレンジしたことかもしれません。今度こそ!と心に決めたはずなのに、気付いたら以前と同じ自分に戻っている・・・・・・。
自己啓発本によく書かれているのは、「遠い将来の目標をイメージすると意志力が高まる」、「将来の自分を思い描けずにいると誘惑に負けてしまう」といった言葉です。ベストセラー本、スティーブン・R・コヴィー博士著の『
7つの習慣』(メルマガアンケートで愛読書を質問した時に、この本を挙げられた先生が数名いらっしゃいました)の第二の習慣にあたるのが「終わり(ゴール)を思い描くことから始める」です。ただ、最終ゴールが明確に見えている人は意外に少ない気がします。自分がどうなりたいかを具体的にイメージすることは、目標達成のためには不可欠です。でも、その最初のステップから悩んでいる人も多い。そこで、ゴールから設定するトップダウンではなく、ボトムアップの方法をご紹介したいと思います。
今回の方法は、前田考歩氏と後藤洋平氏による著書『
予定通り進まないプロジェクトの進め方』で紹介されている「プロジェクト譜」(プ譜)と呼ばれるものを応用しています。