先週あたりから、一日中肌寒い日が続くようになりましたね。
近くの紅葉名所には多くの観光客が訪れるているようです。冬支度が必要な時期となっています。
さて、キッチンに関してはまだまだ書ける内容が多くありますが、いつまでもそこに留まってしまうと先に進めませんので次に行きたいと思います。
◆リビングダイニング
と言う訳で今回からはリビングダイニングに移りたいと思います。
近頃ではリビングとダイニングは一つながりの同じ空間になることも珍しくなくなりました。もしかしたら畳の間で座卓を出し、その上でご飯を食べ、ご飯が済めば座卓を片付けてくつろぐと言った従来の日本の生活スタイルには、適した形式なのかも知れませんね。
◆大きなダイニングテーブル
ダイニングテーブルを大きめに作り、その上でお子さんの勉強させ、その面倒を見ながら家事をすると言うこともあります。頭の良い子に育てるためには、その方が良いなどと言う話も聞きますね。
ショールームに行けばダイニングテーブルと3人掛けほどのソファが同じ空間に置かれていると言うのが定番化しています。
◆ソファは必要ですか?
さて、ここで考えてみたいのですが、ダイニングテーブルは必要として、ソファって必ず必要なのか?と言う事を考えてみたいと思います。
◆ソファがあるのに・・・
良いソファを購入したとしても、結局ソファの座面を背もたれにして床に座って居ると言う話も結構聞きます。それじゃあ、ソファの意味が無いですね。ソファって、決して安くは無いのでお金を捨てたのと同じです。
こうなる原因は何でしょうか?
はっきりとしたことは分かりませんが、おそらくテレビとの位置関係やソファ自体のサイズなどに依る所が大きいのではないでしょうか?
テレビ画面のサイズやソファとの距離によって近寄る方が観やすいなどが考えられますし、元々日本人には床座の方が向いていると言うことも考えられます。
又ソファ座面の奥行きが中途半端であったり、背もたれの角度によっては、ずれ落ちて座り心地が悪いことも考えられます。
◆ソファのサイズ
私共の設計でソファを造り付ける場合は、座面の奥行きを少し深めに確保します。又素材には革は用いずに、ファブリック(布)製の物を選択するように心掛けています。
座面の奥行きが深いと多少姿勢が悪くてもソファから転げ落ちることもありませんし、革製生地よりもファブリック生地の方が摩擦が大きく滑りにくいため安定しやすくなります。ファブリック生地も出来るだけツルツルな物を避ける方が良いかもしれませんが、生地の性質によって検討されるべきですね。
今日の写真は、その造り付けソファです。
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