新年あけましておめでとうございます。
シンガーソングライター&ヒーラーの山口春奈です。
ずいぶんご無沙汰のメルマガ配信となってしまいましたが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
いよいよ2017年がスタートしましたね。
私は初めての富山でのお正月を迎えています。
2016年は私が10年間活動を続けてきたユニットの活動休止や、
ヒーラーとしての活動の開始など、終わりと始まりの怒涛の1年でした。
まだまだ2017年も過渡期ではありますが、
いよいよ始まるな、という感じがお正月早々しています。
昨日の大晦日にこの一年の振り返りと、
これから大切にしていきたいことを改めてブログに書かせてもらいました。
よろしければ読んでみてくださいね。
「お母さんという、世界で一番クリエイティブな仕事」
http://ameblo.jp/happiness9185/entry-12233480206.html
さて、一夜明けた新年、
今年の1年の抱負を考えていたのですが、浮かんできたのは
「正しさよりも楽しさを大切に」というメッセージでした。
子育てをしていても、していなくてもあると思うんですが、
頭で導き出す答えと心が導こうとしている答えが一致しないときというのは
よくあることだと思います。
親になったら、子ども達に「正しいこと」というものを
教えていかないといけないし、
私たちはあらゆる情報を取り入れて、
「正しい子育て」というものを探し続けているように思います。
でも、「正しさ」ってなんだろう?
正しい、という基準はどこから生まれるんだろう?
子育てにおいての「正しさ」は、親子の数だけあると思います。
それに、その誰かが決めた「正しさ」にとらわれすぎて、
目の前の子どもや、自分の心が見えなくなってしまうことって
たくさんあるように思います。
子育てに絶対的な正しさというものは存在しません。
それに、どんなに客観的になろうとしても、
子どもは自分の地肉を分けた存在です。
全く別の人格だとはいえ、それでもやっぱり「自分の子」というところから
完全に逃れるのは難しいと思います。
だから、自分の思いが入り込んでしまうのは仕方がないこと。
それを周りの人たちの子と比べて、
自分の育て方や子ども自身に優劣をつけたりするのは
自分にも子どもたちにとっても酷だと思います。
いいと思うんです。
別に教科書通りじゃなくたって。
その通りに子どもが育っていなくたって。
大事なのは、お母さんたちが自分の気持ちに素直になって、
これがいいんだ、と悩みながらもひとつひとつ、
愛する我が子を思って決断していくこと。
そして、子どもとともに日々を楽しむこと。
そこに正しさを持ち込む必要はないと思います。
唯一の正しさがあるとすれば、お母さんも、子どもも、笑顔かどうか。
それだけじゃないでしょうか。
私は去年、ヒーリングに音楽活動に、色々と詰め込みすぎて
子ども達との時間が少し足りなかったように思います。
そして、案の定、子ども達は色々と私にサインをくれました。
私は子ども達をそんな風にさせてしまった自分をひどく責めたし、
なんのためにヒーリングも学んだんだろう、音楽もしているんだろう。
って悩んだりもしました。
でも、悩んでいる間も子どもたちは大きくなるし、
日々は過ぎていきます。
無意味に自分をジャッジしている間にも、
大切な子育てという時間は終わっていくことに気づきました。
それからは、子どもたちがくれたサインを、
軌道修正するための「チャンス」と捉えるようになって、
自分を責めたりする時間にするのではなく、
どうやってそのサインを私が受け取り、彼らのこれからの子育てに
活かしていけるか、ということを具体的に考えるようにしました。
「あぁ、やっぱり私はダメなんだ。私の子育ては間違えてたんだ」
と嘆いたり、自分を責めたところで、誰も幸せにはなれないし、
それこそ、子どもたちにとって良くないことだと思います。
「自分を責めてるヒマがあったら、僕たち、わたしたちを見てよ!」って
子どもの心の声が聞こえた私です(笑)
というわけで、あまり得体の知れない「正しさ」にとらわれすぎず、
自分と子どもが「楽しめているか」ということをもっと大切にして、
その笑顔を子育ての方位磁針として、2017年は歩んでいこうと思っています。
みなさんの日常や、子育てのヒントにもなれば幸いです^^
それでは、今年一年がみなさまにとって素晴らしいものとなりますように。
心からお祈りしています!
シンガーソングライター&ヒーラー
山口春奈