こんにちは!
シンガーソングライター&ヒーラーの山口春奈です。
今日はブログではあまり書かない「夫婦のこと」から
子育てでのヒントになるかな?と思ったことがあったので
それを新年2回目はお送りすることにします。
つい先日、夫と話していた時に、
「これからこの家庭をどんな風に育てていきたい?」
という話をしました。
というのも、去年一年、夫が本当に仕事で忙しく、
家族で過ごす時間が全然持てなかったからです。
私は正直すごく寂しかったし、
子ども達もさすがに夫のあまりの忙しさに、
「お父さんはどうしてあんなにお仕事いくのー?」と聞いていました。
でも、一番辛かったのは夫だったと思います。
彼だって、別に仕事も大事とはいえ、子ども達との「今」という時間が
どんどん奪われて行っていることに危機感を覚えていたのを
私自身そばで見ていて感じていたからです。
でも、私も自分の「寂しい」という気持ちが勝ってしまい、
「このままの状態が続いたら、
すごく大事なものが壊れていってしまう気がする」と
思わず伝えたこともありました。
そんなやりとりが繰り返されていたんですが、
ようやくこのお正月にまとまった時間が取れて、
子どもたちが寝静まった後、
この「どんな家庭にしていきたいか?」という話になったのでした。
そして私は、自分の描く「理想の家族」が
みんなで食卓を手作りの料理で囲んで毎日ニコニコ笑顔で過ごし、
週末は必ずみんなでお出かけする、みたいなものだったんですが、
それを夫に話しながら、
「あれ?なんか、違うな」って違和感を覚えたことに
気がつきました。
私はいつしかどこかの映画やテレビで見たような
家族の風景を「正しいもの」として認識して、
「家族はこうでなければならない」ってどこかで人一倍強く思い、
その型にはまろう、はまろうと頑張っていたんです。
家族に対する「こうであるべき」という思いと同時に、
家族のメンバーにおいても、
「こういう母親、父親であるべき」
「こういう妻であるべき、夫であるべき」
そんな風にたくさんの「べき」という言葉に縛られた
理想を持ち、自分や夫を縛ってきたことに今更ながら改めて気づきました。
一体誰の家庭なんだろう?
もしそんな理想の家族になれたとして、
私は幸せだろうか?
夫は幸せだろうか?
子どもたちは幸せだろうか・・・???
答えは、とっても明白でした。
私たちの性格などを考えても、「NO!!!!」です。
もう、誰かから与えられた「理想」は捨てなさい、って
ことだったんだと思います。
もっと足元を見て、もっと自分自身を見て、
この世界で、夫と私を父と母として選んできてくれた子ども達に
私たちは何を伝えていってあげられるんだろう?
私たちにしか伝えてあげられないものはなんだろう?
そんな風に考えた時に、
私は、自分のこの人生をかけて「音楽」を通して
表現し続けていく姿を子ども達に見せたいって強く思いました。
売れるとか、売れないとかに関しては今の私にはわからないし、
それを考えたらとても怖くなることもあるけれど、
私が与えられたこの宝物を、生涯をかけて磨き通そう、
諦めないでトライし続けるその背中を子ども達に見せたいって思いました。
そして、夫も同じで、
彼は彼なりに子ども達に伝えたいことがあって、
それは俗に言う毎週一緒に子どもとお出かけしたり、
家事を手伝ってくれる「イクメン」とかではないのかもしれないけれど、
その枠にはまらなくても彼が信じることをやり通す、
その背中で伝えられることはあるように思い、
私はそれがちゃんと子ども達に伝わるようにサポートするのが
彼の妻としての私の役目なんだろうなぁと思いました。
私も自分の「音楽」という大きな目標があるので、
甲斐甲斐しく全てを投げ打ってサポートする、というのは
正直できないと思います(苦笑)
でも、私にしかできないサポートがきっとある。
それを見つけ、行動にしていくこと。
それがきっと私たちの「家庭」になっていくのだと思います。
よく「仕事と家庭どっちが大事なのよ!」っていう
夫婦喧嘩のシーンを見ますが、
もしその人にとっての「仕事」がその人の人生における
とても大切なこと、使命にまつわるものであるならば、
その人にとって「働く」ということは「生きる」ということと
直結すると思います。
そして、家庭もその人にとっての
自分の拠り所なわけで、天秤にかけるのはかなり酷な話です。
私も主人も、「働くこと」=「お金のため」はもちろんですが、
「使命を生きること」というところにつながっているので、
やっぱり、それを大切にしながら、
多少世の中の持つ家族のイメージとは離れることもあるかもしれないけれど、
私たちなりに全力で生きていく姿を子ども達に伝えていきたい、
お互いにそう改めて思いました。
親としてどうあるべきか、というのは
本当に難しい問題で、答えは一つではないと思います。
それに「親として」という視点で考え出すと、ついつい
世の中の「正しさ」というものが邪魔をして、
なんだかカッコをつけた答えしか出てこなくなる。
でも、私たちが子ども達の親なのは、
偶然にも彼らより私たちのほうが先に生まれたからだけの話であって、
結局は一対一の人間同士、対等に向き合って、
何が伝えられるのか、どう向き合うべきか、という
とても根本的なところに大切な答えは眠っているように思います。
夫婦も同じで、
夫として、妻として、というよりも、
この世界でこうして巡り合って、寄り添うことを決めた人間同士、
何が与え合えるのか、何を伝え合えるのか、
ということなのだろうなぁと思います。
というわけで、年明け早々そんなことを、
家のすきま風が寒いなぁ、すきま風を防ぐ
テープを買いに行かないとなぁなんていう話をしながら
夜な夜な話した元旦の夜でした(笑)
すきま風テープって、効果あるのかな?
明日買いに行ってきます!(笑)
というわけで、ちょっと長くなりましたが今日はこの辺で。
皆様にとって素敵な一日になりますように。
シンガーソングライター&ヒーラー
山口春奈
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