三重県大紀町出身の高校３年生の阪本祐也さんは、地域のB＆G海洋センターで小学生の頃から水泳の練習を重ね、いまや来る２０２０年の東京オリンピック出場に期待がかかるＢ＆Ｇ海洋センター出身の有力水泳競技アスリートだ。
ほぼ同環境でトレーニングをしてきた松田丈志選手を目標に、志高く、日々練習を重ねている。良き父のようなコーチや、地域全体でのサポートを受けながら、得意のバタフライで国内戦で勝ち抜き、世界制覇を狙う。来年大学に進学し、さらに技に磨きをかける。
ハードな練習の毎日を送る阪本さんですが、そのような中でも人気アイドルグループの話や、愛読書、余暇の過ごし方など、別の一面を見せる。阪本さんのマルチな魅力にせまります。

2017年8月19日(土)、東京都江東区の東京辰巳国際水泳場で「2017 Ｂ＆Ｇ全国ジュニア水泳競技大会」を開催しました。当日は、日本水泳連盟資格級1級の標準タイムをクリアした23都県の小・中学生589人と、「スペシャルオリンピックス日本・東京」(SON東京)に所属する障害者アスリート4選手が参加し、白熱したレースが繰り広げられました。
大会は自由形やメドレーリレーなど計30種目を行い、15種目で大会新記録が出る中、一昨年から連続で山梨県チームが男女総合優勝に輝いて見事３連覇を達成しました。
山梨県は総合成績の男子の部、女子の部ともに優勝し、また、13人の大会記録、20種目における個人優勝を果たし、圧倒的な強さで総合優勝を飾りました。
今大会は、東京辰巳国際水泳場に会場を移してから10回目の記念大会であり、大会ゲストとしてリオデジャネイロオリンピック200m×4人フリーリレー銀メダリストの江原騎士選手を招待。昼の休憩中に江原選手が模範泳法を披露したり、質問コーナーで答えてくれました！

Ｂ＆Ｇ東京湾海洋体験アカデミー2017は、Ａ行程（参加41人）が7月31日（月）～8月4日（金）、Ｂ行程（参加41人）が8月6日（日）～8月10日（木）に行われました。
このアカデミーは、普段なかなか経験できない様々なプログラムを通して「海」や「船」、「海の仕事」および「自然」について学んだり、考えたりする機会を参加者に提供することを目的としており、今年で3年目です。
参加した子どもたちは、造船所や海洋研究機関（JAMSTEC）、海上保安官体験、また今年は新たに船員体験など、海の仕事の現場を体験しました。最終日には海洋教育の専門家、窪川かおる東京大学特任教授、ならびに水井涼太 横浜国立大学特任教員にお越しいただき、学んだことを振り返る発表会を実施しました。