◆＜火曜＞【時事Newsより】

松尾：日報はいらない、スタート管理を

前回の１年の振り返りに関して、

ゴール管理ではなく、

目標・スタート管理の話の続きです。

個人的には、日報はいらないと思っています。

日報という概念があるから、

どうしてもそこに囚われてしまう。

しかし、本当は日報って要らないでしょう。

やるとしたら、朝スタートの時に、

今日どういう動きをするかという

日報を書かせるのはありだと思います。

終わった時に報告、何のためにやるの？です。

朝に上司が話を聞いてあげて、

具体的なものにブラッシュアップしてあげれば、

夜の時間はいらないくないですか？

夜に行う報告は、

それにマルバツつけるくらいでいいと思います。

結果管理から、目標管理、スタート管理へ。

そこに変えてみませんか？

年末の振り返りの話に戻りますと、来年どうするのか。

会社なら、来年任せる仕事をどこまでもっていくの？

そういったことをできれば12月中に考えてもらう。

どんな12月１月にしたいか、やってもらうといいですね。

節目みたいなのは大事にしてもらい、

しかし節目の時に反省しがちで、

それはやってもらってもいいのですが、

「次どうするの？」というのが大事ですよね。

意外とやっていないと思うんです。

「うちの会社はやっています」

いいえ、できていないと思います。

「いつ、どこで、どのように考えてるの？

予定ではなく、段取りや計画を教えてください」

それだけで仕事の質が変わります。

2022年スタートに向け、ゴールよりもスタートです。