アメリカの国務省が発表した「言語習得難易度ランク」というニュースがあります。
この中に Language Learning Difficulty for English Speakers という項目で日本語が堂々の1位に輝いています。英語を母語とする者にとって「日本語」は最も習得が難しいということです。
Foreign Language Training
https://www.state.gov/foreign-language-training/
なお、英語を話す人にとって日本語が難しいのであれば、その逆も成立しそうですよね。
「英語を母国語とする人にとって日本語が難しいんだから、日本人にとっても英語は同じくらい難しいんだよ」という人がいてもおかしくなさそうです。
これは、私たちが小中高大と英語を勉強してきてもなかなか上達しない理由として使えるかもしれません(ちなみにそういう理由はどこにも書いてありませんが・・・)。
しかし、一方で ChatGPT を筆頭として「英語が話せなくてもリアルタイム通訳ができる」ようになってきました。
一部では「これで英会話できなくても大丈夫」という声も聞きますし、また逆に「だからこそ英会話ができる人が価値が高くなるんだ」というご意見もあります。
個人的には、基本的なビジネスコミュニケーションは自分の言葉で話す方が熱量も含めて伝わりますし、リアルタイムでいいのではないかなと思う一方、契約などの重要な場面ではきちんとプロの通訳などを入れておくべきだとも思います。
どちらが正解なのでしょう? さんはどう思われますか?
現状では第2言語を学習することは、キャリア面からもアドバンテージです。しかし、もしかしたら ChatGPT 等がさらに広がっていけば「英語ができても評価されない」という世界になるのかもしれません。
そうなると、ほかのスキルで・・となりますが結局これも生成 AI で対応できるようになれば同じ道をたどるわけです。
冒頭の「2030年に最も必要となる10の学習戦略スキルとは」も参考になるかもしれません。
なお、そうはいっても、言語スキルは身に着けておくべき必須スキルであると考えます。
そのため弊社では企業向けの英会話や英語研修のサービスも対応しておりますので、もし「やっぱり英語は話せた方がいい」「チームで英会話を勉強したい」などございましたら、貴社に合わせたレッスンをカスタマイズできますのでお気軽にご相談ください。
https://www.trivector.co.jp/service/learning