今年最初のテーマは「仕事で成果をあげるには」ということを考えてみたいと思います。
と、その前に、そもそも「成果」とは何でしょうか?
成果とは「組織の目標達成に向けて、具体的な行動を通じて生み出された、測定可能な価値」のことです。
より具体的に説明すると、会社の売上や利益などの数値目標はもちろん、業務効率の改善、顧客満足度の向上、新しい仕組みの構築など、組織にとってプラスとなる変化や進歩も成果と言えます。つまり、単なる作業の完了や活動量ではなく、組織に価値をもたらす結果を指します。
さらにここでいう「価値」とは、組織や関係者にとって有益な変化や改善をもたらすもののことです。
例えば、以下のような内容を「成果を出している=価値がある」と呼びます。
- 売上増加による会社の収益への貢献
- 業務効率化による時間やコストの削減
- 顧客満足度向上によるブランド価値の向上
- 新しいノウハウの蓄積による組織力の向上
なお、かのドラッカーも語っています。
"成果をあげたのは八つのことを習慣化していたからだった"
- なされるべきことを考える
- 組織のことを考える
- アクションプランを作る
- 意思決定を行う
- コミュニケーションを行う
- 機会に焦点を合わせる
- 会議の生産性を上げる
- 「私は」ではなく「われわれは」を考える
※もし詳細にご興味があればぜひご覧ください。一読の価値はあります。
ドラッカー名著集1 経営者の条件
https://amzn.to/403hyz9
ということで、成果を挙げるために必要な考え方や行動はすでに明らかになっています。
ドラッカーが語る「仕事で成果を出すために本当に大切なこと」
https://diamond.jp/articles/-/337773
また、成果をあげるために、生産性の向上や業務効率化ルールなどが巷には溢れていますね。以下に成果を生み出すのための主要ツールを分類しました。
1. 目標管理
・OKR(Objectives and Key Results)
・MBO(目標管理制度)
・KPI(重要業績評価指標)
2.タスク管理
・ToDoリスト
・タスク管理ボード(Trello等)
・ガントチャート
3. 時間管理
・ポモドーロ・テクニック
・ タイムトラッキングアプリ
・カレンダー管理ツール
4. 分析・改善
・PDCA/PDSサイクル
・5W1H分析
・SWOT分析
5. コミュニケーション
・朝会/日報システム
・プロジェクト管理ツール(Slack等)
・フィードバックシート
6.生産性向上
・RPA(業務自動化)ツール
・ナレッジ管理システム
・CRMツール
これらのツールのうち さんもすでにご使用中のものもあるかと思いますが、そうでないものは、この機会に色々調べてみるのもいいかもしれません。生産性アップとができると、自分のためにも会社のためにも得られるメリットがかなり大きいので検討する価値があります。
年始だからこそ、今年1年でしっかり成果を出すための行動をしていきたいですね。