機械翻訳や自動翻訳、生成AI での翻訳ニーズが高まっていますね。ところが、つい最近ちょっと怖い話を聞いてしまいました。
あるお客様のところであるドキュメントを AI を使って翻訳をしたそうです。
その訳文をスピーディに公開したのはとっても良かったのですが、問題はそのあと。
そうです。 さんのご想像通り「訳文の中に重大な間違い」を発見したそうです。
幸い、読者からの指摘もほぼ発生していない段階で早急にドキュメントを修正したそうですが、もしこれが拡散や浸透してしまうと「その企業の信頼性」「企業ブランド」「その会社が出すすべての記事の内容」に対して疑われてしまうということにもなりかねません。
その時のリスクは計り知れず。想像するだけで怖いですよね。。。
そしてこれは決して他人事ではなく、(もちろん弊社もですが)しっかりと内容の裏を取っていくことが重要ということです。
当たり前の話ですが、しっかりとファクトチェックしなければなりません。
ファクトチェックとは
https://fij.info/introduction
"ファクトチェックとは、社会に広がっている情報・ニュースや言説が事実に基づいているかどうかを調べ、そのプロセスを記事化して、正確な情報を人々と共有する営みです"。
とありますが、具体的には、例えば企業名や製品名などの固有名詞についてそれらは本当に存在しているのかどうか、その内容が正確かどうかなどを確認する(根拠やソースを確認する)ということです。
ここができていないと上記のようなミスが起きてしまいます。
特に AI は本当に優秀だったりするので、「よく読まないと間違いに気づけない」というケースも増えています。「AI でも間違いを犯すこともあるのだ」という前提に立ってファクトチェックを行いましょう。
もしミスがあっても、AI は責任を取ってくれません。