ここ最近、PR コミュニケーション界隈が色々ざわついていますね。検索すると多くの記事が出てきますので、そのいくつかをランダムにピックアップしますと・・・
【独自】混乱続く「兵庫県知事選」騒動、PR担当の女性社長が受けていた県からの「企業表彰」
https://news.yahoo.co.jp/articles/35486feee8865867107febbb8218cd9ae751808e
PR会社社長 知事サイドから訴訟の可能性、会社の評判は絶望的でどう転んでも“詰み”状態…軽率noteの「重すぎる代償」
https://jisin.jp/domestic/2402902/
PR会社社長の自爆投稿は“斎藤知事の手落ち”?“キラキラ広報”が承認欲求を暴走させた本当の理由
https://diamond.jp/articles/-/354645
さんもご存じの通りのニュースですし、あえてここでは内容には言及しません。
今回考えたいのは「企業としての PR 機能のあり方」についてです。
上記の例だけではありませんが、PR 機能は企業にとって非常に重要です。企業や組織における活動や実績などを含め、ステークホルダーにコミュニケーションを取っていくことによって企業活動をより一層推進させることができます。
(個人的には)今回のケースはまさに「後ろから撃たれた」という表現が近いのではないかと思いますが、つまりそれは「組織におけるコミュニケーションはそんなに簡単ではない」ということの証明でもあります。
ということで早速生成 AI に聞いてみました。
■社内外のコミュニケーションで共通している事項は何か?
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社内外コミュニケーションの共通基盤
共通の本質的価値
相互理解の重要性
社内外を問わず、コミュニケーションの究極の目的は、互いの立場、意図、
期待を正確に理解することです。単なる情報伝達を超えて、真の理解と共感を
目指すことが成功の鍵となります。
明確性と簡潔性
曖昧さを排除し、簡潔明瞭なメッセージを心がけることは、どのような
コミュニケーションにおいても不可欠です。情報の本質を損なわずに
できるだけシンプルに伝えることが重要です。
敬意と専門性
相手の立場や役割を尊重し、プロフェッショナルな態度で接することは
信頼関係構築の基本です。
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ちょっと堅いですが、その通りですよね。では次の質問です。
■社外コミュニケーションのポイントは何か?
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社外コミュニケーションの特徴
外部ステークホルダーとの関係
・戦略的なメッセージ構築: メディア、クライアント、パートナーに対する
明確な価値提案
・ブランドイメージの維持: 常に組織の理念と一貫性のあるコミュニケーション
・法的/倫理的配慮: より慎重かつ正確なコミュニケーションが求められる
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まさにその通りですよね。
今回の例では、もしかしたらこのあたりの意識が薄かったのかもしれません。特に PR という立場からの発信ですから余計に上記には気にしなければならないところではないかと思います。では翻って考えてみましょう。
■私たちが明日からできることは何でしょうか?
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1. コミュニケーション調査と現状把握
現在の社内外コミュニケーションの実態を客観的に分析、
改善点と強みを明確にする
2. 能動的な傾聴(アクティブリスニング)の徹底
相手の言葉を単に聞くだけでなく、真意を理解することに注力
質問と確認を通じて、相互理解を深める
3.デジタルツールの戦略的活用
コミュニケーションの効率と質を高めるツールの選択
(Slack、Teams、ZOOM、Notion、Google Meet など)
過剰な連絡を避け、適切な頻度とメディアの選択
4. フィードバック文化の醸成
建設的で前向きなフィードバックを日常的に実践
組織全体で学習と成長を促進する環境づくり
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確かにその通りです。
ただ、これらは何も PRに限ったことではないのですよね。「企業ごとの適切な発信」はありますが、その根底には共通項としての「コミュニケーションの在り方」も意識しなければなりません。
今回の件はどういう決着になるのか分かりませんが、個人的には注目していますし、だからこそ自社の発信も充分意識したいと感じました。
さんは、どう思いますか?