「資格」は必要なものでしょうか?
今日は、こんな「本質的な話」を
したいと思います。
僕は、ふだん理事長さんたちと
接することが多いことは
周知のことでしょうが、
同時に、
経営者や独立したい起業家さんとも
接することが多くあります。
そのときに、ふと思うことがあります。
「資格」は必要なのか?
結論から言えば、
それがないと
仕事ができないのであれば、
資格があることは大事でしょう。
栄養士さん
弁護士さん
お医者さん
税理士さん
資格がなければ、仕事ができません。
これらは国家資格です。
国が認めた資格になります。
この資格がなければ、
仕事をすることは法律で禁止され、
勝手に行えば、捕まります。
僕は、コンサルタントです。
コンサルタントには資格はありません。
コンサルタントになりたければ、
「コンサルタントです」と名乗れば、
今すぐになれます。
その代わり、
仕事ができるかは別になります。
名乗っても、
その知識やスキルがなければ
仕事になりません。
さて、
そこで協会の発行する資格についてです。
協会の発行する資格は
仕事に必要か、ということです。
協会の資格は、
なければ仕事ができない
という側面があるものの、
なくても仕事ができることはある
というものでもあります。
知識と腕に自信があれば、
その資格を取らなくても
仕事ができないわけではありません。
しかし、
ここが大事なのですが、
あれば安心して
仕事ができるものになります。
それはお仕事の相手になる方に
安心感を与えます。
資格を取ったという実績が
選ばれる理由になります。
それはまた、
自分にとっても安心感を与えます。
勉強して取った資格が自信にもなり、
誇らしくも思えます。
こういった安心感を伝えることが、
協会のマーケティングになります。
あなたがこの先
仕事をしていくにあたり、
その資格があなたを守っていきます。
このようなメッセージを送ることが
とても大切なポイントになります。
あわせて、
協会をつくりたいと考えている
未来の理事長さんにとっては、
協会をつくり、
認定資格を発行し、
同時に、
商標や意匠、特許を取得することは、
自分の仕事を守っていくことにもなります。
守ることで、
安心できるようになります。
いい協会の認定資格は、
いわば、頑丈な石壁とお堀に囲まれた
お城のようなものです。
誰も攻めようとは思わない
安心な所になります。
まとめますと、
一生つづくものというのは
世の中にないかもしれません。
けれども、
願わくば、長く安心できる環境は
築いていきたいという気持ちは、
みんなにあるものだと思います。
協会というのは、
そんな安心をつくる場所なのだと
考えています。
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