こんにちは!
ポストの井上です。
今週は、豊岡にある工務店『有限会社 里やま工房』さんの紹介からスタートしたいと思います。先週、取材にお伺いしました。
里やま工房さんは、「家族の歴史」や「ふるさとの暮らし」といった視点から独特の世界観を創り出しておられます。個人的には、すごく好きなテイストなので、「ぜひ、ポストで紹介したい」とずっと思っていた工務店さんです。
ただ、若い方々にはあまり刺さらない世界観かもしれません(すみません)。
個人的に大好きなのは、リビングに取り付ける「木製サッシ」と「薪ストーブ」です。木製サッシは大きな一枚ガラスなので、リビングから見る外の風景が格別になります。そして、木をふんだんに使ったリビングに薪ストーブがあると、やっぱり”いい感じ”になります。下記のリンクから取材記事にジャンプできますので、里やま工房さんの施工事例をぜひ見て下さい。
里やま工房さんの取材記事 →
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里やま工房さんのリビングの施工事例 →
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今日のもうひとつのトピックスは、「子どもの好奇心を育む工夫」です。
以前、長男が生まれた時に『頭のよい子が育つ家』という本を読んだことがあります。
あまりにストレートなタイトルだったので、半信半疑に読んだのですが、書いてあったことは至ってまともでした。東京の有名私立中学に合格した200人の子ども達の家庭を「何か共通点はないか?」とリサーチしたところ、どの家庭も「親子のコミュニケーションがとても密であること」が特長であった。そこで、「その『親子のコミュニケーション』こそが、頭のよい子を育てる源ではないか!」といった内容でした。※ 尚、この本の言う「頭のよい子」とは「考える力と伝えるコミュニケーション力のある子」だそうです。
そして、親子のコミュニケーションを豊かにするのも、子ども達の好奇心を育むのも、ちょっとした工夫でずっと楽にできるようになる、という点が目からウロコでした。例えば、「リビングに本棚を設置する」というアイデア。その本棚に、パパやママの本、それに子ども達の本も入れておく。すると、身の回りに本がある環境で育つので、本を読む習慣がつきやすくなる、と。また、本を媒介として親子の話題の幅が格段に広がる、と。
個人的な体験ですが、大人になってから(20代中頃)本が大好きになりたくさん読むようになったことで、「本を読む」ことの大切さを知った私としては、子ども達が小さな時から本を読む習慣を身についてくれるといいな、と思っています。それを後押ししてくれるアイデアとして、「リビングに本棚を設置する」というのはとても画期的なアイデアに映りました。
家の中のちょっとした工夫で、子ども達の習慣が大きく変化する可能性がある、っていうのは、すごいことだなと思っています。家にとってデザイン性や使いやすさなども大切ですが、こうした「子ども達への影響」もすごく大切だなと思うようになりました。
そこで、そんな話をまとめてみました。
こちらに、いろいろな工夫を書いていますので、参考になるものがあればいいなと思います。
今週はこんなところです。
来週以降も、役立つ家づくり情報をお伝えしていこうと思います。
マイルストーン・マネジメント株式会社
ポスト制作部:井上直