スタートアップは、
かつては
論理的な人たちのものでした。
ところが、
文化が多様化し、
さまざまな環境が整うと、
ビジネスの敷居が下がり、
感性派の人たちも
スタートアップし始めました。
ビジネスに対する価値観が広がりました。
これまではビジネスは
“事業”として捉えるものでしたが、
昨今は自己実現や社会貢献が優先され、
お金を稼ぐためにはたらくのではない
という人も増えてきました。
したがい、
人が変われば、
価値観も変わります。
価値観の優先順位が変われば、
視点も変わってきます。
これまで論理的に整理された人が
うまくいくように書かれた教科書しか
なかったわけですが、
興味やポイントが異なる視点をもつ
感性の優れた人が増えたということは、
そのぴったり合った教科書が
存在しないわけです。
論理的に積み上げて解を導き出す
これまでのプロセスとは代わり、
直感的な良さを求め、それを解にしていく
アーティスト的なあり方は、
それは当然、
これまでのビジネスとは組み立て順も、
組み立て方もまったく違ってくるわけです。
従来通りの教科書では
具合が悪くなっているのです。
昨日書いたように、
ロゴやカラーに
アイデンティティをもち、
そこに命を宿すように
意味づけをしていく。
ストーリーを乗せていく。
理屈やセオリーを
優先するだけではなく、
そういう感性を起点に
スタートアップしていくことが、
今、求められています。
感性派の人たちが抱く
これまでの“なんか違う”は、
とても正しい感覚なので、
その感覚を大事にされると良いです。
その感覚は、あなたの世界観です。
あなたが他との違いを生むものです。
そこから思いが生まれます。
思いがカタチになります。
あなたが新しい文化をつくるための
大切な軸になります。
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