先日、ビズリーチが発表した興味深い調査結果を目にしました。
https://www.bizreach.jp/column/surveys-38/
内容を簡単にまとめると・・・
1. 出社状況の実態と希望
- 全日出社(リモートワーク不可)が44.9%で最多
- 理想的な働き方として「出社多めの併用」(43.7%)と「リモートワーク多めの併用」(31.7%)が人気
2. 転職先選びへの影響の変化
- リモートワークの可否が転職先選びに影響しない人が56.6%で多数派
- 2023年の調査から逆転し、「リモートかどうか」は重要度が下がる傾向
3. 働き方の選択の主な理由
- 全日出社:対面コミュニケーション、業務特性、生産性、ON/OFFの切り替え
- リモートワーク:通勤時間削減、家事・育児・介護との両立、集中環境の確保
4. 主要な判断基準
- 「コミュニケーション」「プライベートとのバランス」「生産性・効率」が重要キーワード
- 業務内容による出社とリモートの使い分けニーズ
コロナ禍では多くの企業が「フルリモート一択」でしたが、かなり潮目が変わってきていますね。
さんの会社はどういうルールになっていますか?
私自身はこの調査結果を見て非常に納得する部分もありました。
「状況やシーンによって使い分ける」というのが最も働きやすいというのは確かにその通りです。それだけ個人のニーズが多様化しているからです。
コロナを経て、出社の重要性が再認識されたこと、そしてリモートの利便性も取り入れられるようになったということでしょう。これは言い換えれば、ビジネスにおける「インプット」と「アウトプット」、あるいは「個人作業」と「協働作業」をうまく使い分けているとも言えます。物理的な場所や働き方がどうあれ、最終的には「人と人との繋がり」がビジネスの成功を左右します。
弊社でも、翻訳や通訳といった言語コミュニケーションサービスを提供していますが、グローバルビジネスの現場では、この「コミュニケーションの質」がより一層重要になってきます。
例えば、海外とのハイブリッド会議では、対面とリモートの参加者が混在する中で言語の壁も加わるため、より精度の高い通訳サービスが求められます。
そうした状況でも「伝わる」コミュニケーションを実現することが私たちの使命だと考えています。「ビジネスで結果を出すために、どういう働き方をしなければならないのか」という大目標を見失うことなく、選択できることが重要です。